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指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスに関する基準について 平成30年度介護報酬改定について | 浦添市

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(1)

第1・第2 (略)

第3 地域密着型サービス

一 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

1 (略)

2 人員に関する基準

(1) 定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業者の員数(基準第3条の4)

① オペレーター

イ オペレーターは看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士又は介護支

援専門員でなければならない。ただし、当該オペレーターがオペレーターとして勤務する

時間以外の時間帯において、当該オペレーター又は指定定期巡回・随時対応型訪問介護看

護事業所の看護師等との緊密な連携を確保することにより、利用者からの通報に適切に対

応できると認められる場合は、サービス提供責任者として1年以上(介護職員初任者研修

課程修了者及び旧訪問介護職員養成研修2級修了者にあっては、3年以上)従事した者を

オペレーターとして充てることができることとしている。この場合、「1年以上(3年以

上)従事」とは単なる介護等の業務に従事した期間を含まず、サービス提供責任者として

任用されていた期間を通算したものであること。

ロ~ニ (略)

ホ オペレーターは、随時訪問サービスを行う訪問介護員等として従事することができるこ

と。なお、基準第3条の4第7項における「利用者に対する随時対応サービスの提供に支

障がない場合」とは、ICT等の活用により、事業所外においても、利用者情報(具体的

なサービスの内容、利用者の心身の状況や家族の状況等)の確認ができるとともに、電話

の転送機能等を活用することにより、利用者からのコールに即時にオペレーターが対応で

きる体制を構築し、コール内容に応じて、必要な対応を行うことができると認められる場

合であること。

ヘ 基準第3条の4第5項各号に掲げる施設等の入所者等の処遇に支障がないと認められる

場合に、当該施設等の職員(イの要件を満たす職員に限る。)をオペレーターとして充て

ることができることとしていること。また、当該オペレーターの業務を行う時間帯につい

て、当該施設等に勤務しているものとして取扱うことができること。ただし、当該職員が

定期巡回サービス、随時訪問サービス又は訪問看護サービスに従事する場合は、当該勤務

時間を当該施設等の勤務時間には算入できない(オペレーターの配置についての考え方に

ついてはハと同様)ため、当該施設等における最低基準(当該勤務を行うことが介護報酬

における加算の評価対象となっている場合は、当該加算要件)を超えて配置している職員

に限られることに留意すること。

② (略)

第1・第2 (略)

第3 地域密着型サービス

一 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

1 (略)

2 人員に関する基準

(1) 定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業者の員数(基準第3条の4)

① オペレーター

イ オペレーターは看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士又は介護支

援専門員でなければならない。ただし、当該オペレーターがオペレーターとして勤務する

時間以外の時間帯において、当該オペレーター又は指定定期巡回・随時対応型訪問介護看

護事業所の看護師等との緊密な連携を確保することにより、利用者からの通報に適切に対

応できると認められる場合は、サービス提供責任者として3年以上従事した者をオペレー

ターとして充てることができることとしている。この場合、「3年以上従事」とは単なる

介護等の業務に従事した期間を含まず、サービス提供責任者として任用されていた期間を

通算したものであること。

ロ~ニ (略)

ホ 午後6時から午前8時までの時間帯については、オペレーターは、随時訪問サービスを

行う訪問介護員等として従事することができることとしており、当該時間帯において勤務

する定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業者が、当該オペレーター一人である場合もあ

り得るが、利用者の処遇に支障がないよう、他の定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業

者との密接な連携に努めること。

ヘ 午後6時から午前8時までの時間帯については、基準第3条の4第5項各号に掲げる施

設等が同一敷地内又は道路を隔てて隣接する等、特に当該事業所のオペレーターの業務に

支障がないと認められる範囲内にある場合に、当該施設等の夜勤職員(イの要件を満たす

職員に限る。)をオペレーターとして充てることができることとしていること。また、当

該オペレーターの業務を行う時間帯について、当該施設等に勤務しているものとして取扱

うことができること。ただし、当該夜勤職員が定期巡回サービス、随時訪問サービス又は

訪問看護サービスに従事する場合は、当該勤務時間を当該施設等の勤務時間には算入でき

ない(オペレーターの配置についての考え方についてはハと同様)ため、当該施設等にお

ける最低基準(当該夜勤を行うことが介護報酬における加算の評価対象となっている場合

は、当該加算要件)を超えて配置している職員に限られることに留意すること。

(2)

③ 随時訪問サービスを行う訪問介護員等

イ 随時訪問サービスを行う訪問介護員等は当該職務に専従し、かつ、提供時間帯を通じて

1以上配置している必要があるが、定期巡回サービス及び同一敷地内の指定訪問介護事業

所並びに指定夜間対応型訪問介護事業所の職務に従事することができることとしているほ

か、オペレーターが当該業務に従事することも差し支えないこと。また、サテライト拠点

を有する指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所においては、本体となる事務所及

びサテライト拠点のいずれかにおいて、事業所として必要とされる随時訪問サービスを行

う訪問介護員等が配置されていれば基準を満たすものである。なお、サービス利用の状況

や利用者数及び業務量を考慮し適切な員数の人員を確保するものとする。

ロ (略)

④・⑤ (略)

(2) (略)

3 (略)

4 運営に関する基準

(1) 内容及び手続の説明及び同意

① 基準第3条の7は、指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者は、利用者に対し適切

な指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護を提供するため、その提供の開始に際し、あらか

じめ、利用申込者又はその家族に対し、当該指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所

の運営規程の概要、定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業者の勤務体制、事故発生時の対

応、苦情処理の体制、提供するサービスの第三者評価の実施状況(実施の有無、実施した直

近の年月日、実施した評価機関の名称、評価結果の開示状況)等の利用申込者がサービスを

選択するために必要な重要事項について、わかりやすい説明書やパンフレット等(当該指定

定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者が、他の介護保険に関する事業を併せて実施して

いる場合、当該パンフレット等について、一体的に作成することは差し支えないものとする。)

の文書を交付して懇切丁寧に説明を行い、当該事業所から指定定期巡回・随時対応型訪問介

護看護の提供を受けることにつき同意を得なければならないこととしたものである。なお、

当該同意については、書面によって確認することが適当である。

② (略)

(2)~(20) (略)

(21) 勤務体制の確保等

①~③ (略)

④ 基準第3条の 30 第3項は、随時対応サービスに限り、複数の指定定期巡回・随時対応型訪

問介護看護事業所の間での一体的実施ができることとしたものである。この場合において、

一体的実施ができる範囲について市町村を越えることを妨げるものではなく、随時対応サー

③ 随時訪問サービスを行う訪問介護員等

イ 随時訪問サービスを行う訪問介護員等は当該職務に専従し、かつ、提供時間帯を通じて

1以上配置している必要があるが、定期巡回サービス及び同一敷地内の指定訪問介護事業

所並びに指定夜間対応型訪問介護事業所の職務に従事することができることとしているほ

か、午後6時から午前8時までの間はオペレーターが当該業務に従事することも差し支え

ないこと。また、サテライト拠点を有する指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所

においては、本体となる事務所及びサテライト拠点のいずれかにおいて、事業所として必

要とされる随時訪問サービスを行う訪問介護員等が配置されていれば基準を満たすもので

ある。なお、サービス利用の状況や利用者数及び業務量を考慮し適切な員数の人員を確保

するものとする。

ロ (略)

④・⑤ (略)

(2) (略)

3 (略)

4 運営に関する基準

(1) 内容及び手続の説明及び同意

① 基準第3条の7は、指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者は、利用者に対し適切

な指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護を提供するため、その提供の開始に際し、あらか

じめ、利用申込者又はその家族に対し、当該指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所

の運営規程の概要、定期巡回・随時対応型訪問介護看護従業者の勤務体制、事故発生時の対

応、苦情処理の体制等の利用申込者がサービスを選択するために必要な重要事項について、

わかりやすい説明書やパンフレット等(当該指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者

が、他の介護保険に関する事業を併せて実施している場合、当該パンフレット等について、

一体的に作成することは差し支えないものとする。)の文書を交付して懇切丁寧に説明を行

い、当該事業所から指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護の提供を受けることにつき同意

を得なければならないこととしたものである。なお、当該同意については、書面によって確

認することが適当である。

② (略)

(2)~(20) (略)

(21) 勤務体制の確保等

①~③ (略)

④ 基準第3条の 30 第3項は、午後6時から午前8時までの間においては、随時対応サービス

に限り、複数の指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の間での一体的実施ができる

(3)

ビスが単なる通報受け付けサービスではないことを踏まえ、それぞれの事業所における利用

者情報(提供されている具体的なサービスの内容、利用者の心身の状況や家族の状況等)、

事業所周辺の医療機関の情報、随時の気象状況や道路状況等、当該事業所が随時対応サービ

スを行うために必要な情報が随時把握されており、かつ、平均的な随時対応件数を踏まえて

適切な体制が確保されており、利用者の心身の状況に応じて必要な対応を行うことができる

場合に認められるものであり、全国の利用者に対する随時対応サービスを1か所の指定定期

巡回・随時対応型訪問介護看護事業所に集約するような業務形態は想定していない。なお、

一体的実施に当たっては同一法人の事業所間に限らず、別法人の事業所間でも認められるも

のであるが、この場合、契約に基づくこととし、当該契約において、当該業務に要する委託

料及び当該委託業務に要する委託料並びに利用者に関する情報の取扱い方法、随時訪問サー

ビスの具体的な実施方法、事故発生時等の責任の所在及び緊急時等の対応方法等について定

めるとともに、利用者に対して当該契約の内容についての説明を十分に行うこと。なお随時

対応サービスの一体的実施により、随時対応サービスを行わない指定定期巡回・随時対応型

訪問介護看護事業所は、当該時間帯における定期巡回サービス、随時訪問サービス及び訪問

看護サービスについては、実施しなければならないこと。

⑤ (略)

(22)~(25) (略)

(26) 地域との連携等

① 基準第3条の 37 第1項に定める介護・医療連携推進会議は、指定定期巡回・随時対応型訪

問介護看護事業所が、利用者、地域の医療関係者、市町村職員、地域住民の代表者等に対し、

提供しているサービス内容等を明らかにすることにより、地域に開かれたサービスとするこ

とで、サービスの質の確保を図ること及び当該会議において、地域における介護及び医療に

関する課題について関係者が情報共有を行い、介護と医療の連携を図ることを目的として設

置するものであり、各事業所が自ら設置すべきものである。この介護・医療連携推進会議は、

事業所の指定申請時には、既に設置されているか、確実な設置が見込まれることが必要とな

るものである。また、地域住民の代表者とは、町内会役員、民生委員、老人クラブの代表等

が、地域の医療関係者とは、郡市区医師会の医師等、地域の医療機関の医師や医療ソーシャ

ルワーカー等が考えられる。

なお、介護・医療連携推進会議の効率化や、事業所間のネットワーク形成の促進等の観点

から、次に掲げる条件を満たす場合においては、複数の事業所の介護・医療連携推進会議を

合同で開催して差し支えない。

イ 利用者及び利用者家族については匿名とするなど、個人情報・プライバシーを保護す

ること。

ロ 同一の日常生活圏域内に所在する事業所であること。ただし、事業所間のネットワー

ることを妨げるものではなく、随時対応サービスが単なる通報受け付けサービスではないこ

とを踏まえ、それぞれの事業所における利用者情報(提供されている具体的なサービスの内

容、利用者の心身の状況や家族の状況等)、事業所周辺の医療機関の情報、随時の気象状況

や道路状況等、当該事業所が随時対応サービスを行うために必要な情報が随時把握されてお

り、かつ、平均的な随時対応件数を踏まえて適切な体制が確保されており、利用者の心身の

状況に応じて必要な対応を行うことができる場合に認められるものであり、全国の利用者に

対する随時対応サービスを1か所の指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所に集約す

るような業務形態は想定していない。なお、一体的実施に当たっては同一法人の事業所間に

限らず、別法人の事業所間でも認められるものであるが、この場合、契約に基づくこととし、

当該契約において、当該業務に要する委託料及び当該委託業務に要する委託料並びに利用者

に関する情報の取扱い方法、随時訪問サービスの具体的な実施方法、事故発生時等の責任の

所在及び緊急時等の対応方法等について定めるとともに、利用者に対して当該契約の内容に

ついての説明を十分に行うこと。なお随時対応サービスの一体的実施により、随時対応サー

ビスを行わない指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所は、当該時間帯における定期

巡回サービス、随時訪問サービス及び訪問看護サービスについては、実施しなければならな

いこと。

⑤ (略)

(22)~(25) (略)

(26) 地域との連携等

① 基準第3条の 37 第1項に定める介護・医療連携推進会議は、指定定期巡回・随時対応型訪

問介護看護事業所が、利用者、地域の医療関係者、市町村職員、地域住民の代表者等に対し、

提供しているサービス内容等を明らかにすることにより、地域に開かれたサービスとするこ

とで、サービスの質の確保を図ること及び当該会議において、地域における介護及び医療に

関する課題について関係者が情報共有を行い、介護と医療の連携を図ることを目的として設

置するものであり、各事業所が自ら設置すべきものである。この介護・医療連携推進会議は、

事業所の指定申請時には、既に設置されているか、確実な設置が見込まれることが必要とな

るものである。また、地域住民の代表者とは、町内会役員、民生委員、老人クラブの代表等

が、地域の医療関係者とは、地方医師会の医師等、地域の医療機関の医師や医療ソーシャル

(4)

ク形成の促進が図られる範囲で、地域の実情に合わせて、市町村区域の単位等内に所在

する事業所であっても差し支えないこと。

ハ 合同で開催する回数が、1年度に開催すべき介護・医療連携推進会議の開催回数の半

数を超えないこと。

ニ ②の外部評価を行う介護・医療連携推進会議は、単独で開催すること。

②~④ (略)

⑤ 同条第4項は、高齢者向け集合住宅等と同一の建物に所在する指定定期巡回・随時対応型

訪問介護看護事業所が当該高齢者向け集合住宅等に居住する高齢者に指定定期巡回・随時対

応型訪問介護看護を提供する場合、いわゆる「囲い込み」による閉鎖的なサービス提供が行

われないよう、第3条の8の正当な理由がある場合を除き、地域包括ケア推進の観点から地

域の要介護者にもサービス提供を行わなければならないことを定めたものである。なお、こ

うした趣旨を踏まえ、地域の実情に応じて市町村が条例等を定める場合や、地域密着型サー

ビス運営委員会等の意見を踏まえて指定の際に条件を付す場合において、例えば、当該事業

所の利用者のうち、一定割合以上を当該集合住宅以外の利用者とするよう努める、あるいは

しなければならない等の規定を設けることは差し支えないものである。

(27)~(29) (略)

5 (略)

二 夜間対応型訪問介護

1 (略)

2 人員に関する基準

(1) 訪問介護員等の員数(基準第6条)

① オペレーションセンター従業者

イ オペレーターは、看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士又は介護

支援専門員でなければならない。ただし、当該オペレーターがオペレーターとして勤務す

る時間以外の時間帯において、当該オペレーターとの緊密な連携を確保することにより、

利用者からの通報に適切に対応できると認められる場合は、サービス提供責任者として1

年以上(介護職員初任者研修課程修了者及び旧訪問介護職員養成研修2級修了者にあって

は、3年以上)従事した者をオペレーターとして充てることができることとしている。こ

の場合、「1年以上(3年以上)従事」とは単なる介護等の業務に従事した期間を含まず、

サービス提供責任者として任用されていた期間を通算したものであること。

ロ~ホ (略)

② (略)

(2) (略)

3・4 (略)

二の二 地域密着型通所介護

②~④ (略)

⑤ 同条第4項は、大規模な高齢者向け集合住宅と同一の建物に所在する指定定期巡回・随時

対応型訪問介護看護事業所が当該集合住宅に居住する高齢者に指定定期巡回・随時対応型訪

問介護看護を提供する場合、いわゆる「囲い込み」による閉鎖的なサービス提供が行われな

いよう、地域包括ケア推進の観点から地域の利用者にもサービス提供を行うことに努めるよ

う定めたものである。なお、こうした趣旨を踏まえ、地域の実情に応じて市町村が条例等を

定める場合や、地域密着型サービス運営委員会等の意見を踏まえて指定の際に条件を付す場

合において、例えば、当該事業所の利用者のうち、一定割合以上を当該集合住宅以外の利用

者とするよう努める、あるいはしなければならない等の規定を設けることは差し支えないも

のである。

(27)~(29) (略)

5 (略)

二 夜間対応型訪問介護

1 (略)

2 人員に関する基準

(1) 訪問介護員等の員数(基準第6条)

① オペレーションセンター従業者

イ オペレーターは、看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士又は介護

支援専門員でなければならない。ただし、当該オペレーターがオペレーターとして勤務す

る時間以外の時間帯において、当該オペレーターとの緊密な連携を確保することにより、

利用者からの通報に適切に対応できると認められる場合は、サービス提供責任者として3

年以上従事した者をオペレーターとして充てることができることとしている。この場合、

「3年以上従事」とは単なる介護等の業務に従事した期間を含まず、サービス提供責任者

として任用されていた期間を通算したものであること。

ロ~ホ (略)

② (略)

(2) (略)

3・4 (略)

(5)

1 人員に関する基準

(1) 従業員の員数(基準第 20 条)

① 指定地域密着型通所介護の単位とは、同時に、一体的に提供される指定地域密着型通所介

護というものであることから、例えば、次のような場合は、2単位として扱われ、それぞれ

の単位ごとに必要な従業員を確保する必要がある。

イ (略)

ロ 午前と午後とで別の利用者に対して指定地域密着型通所介護を提供する場合

また、利用者ごとに策定した地域密着型通所介護計画に位置づけられた内容の指定地域

密着型通所介護が一体的に提供されていると認められる場合は、同一単位で提供時間数の

異なる利用者に対して指定地域密着型通所介護を行うことも可能である。なお、同時一体

的に行われているとは認められない場合は、別単位となることに留意すること。

② 8時間以上9時間未満の指定地域密着型通所介護の前後に連続して延長サービスを行う場

合にあっては、事業所の実情に応じて、適当数の従業者を配置するものとする。

③~⑧ (略)

(2) (略)

(3) 機能訓練指導員(基準第 20 条第6項)

機能訓練指導員は、日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う能力

を有する者とされたが、この「訓練を行う能力を有する者」とは、理学療法士、作業療法士、

言語聴覚士、看護職員、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師又はきゅう師の資格を

有する者(はり師及びきゅう師については、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、

柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で6

月以上機能訓練指導に従事した経験を有する者に限る。)の資格を有する者とする。ただし、

利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練については、当該事業所の

生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えない。

(4) (略)

2 設備に関する基準(基準第 22 条)

(1) (略)

(2) 食堂及び機能訓練室

指定地域密着型通所介護事業所の食堂及び機能訓練室(以下「指定地域密着型通所介護の

機能訓練室等」という。)については、3平方メートルに利用定員を乗じて得た面積以上と

することとされたが、指定地域密着型通所介護が原則として同時に複数の利用者に対し介護

を提供するものであることに鑑み、狭隘な部屋を多数設置することにより面積を確保すべき

ではないものである。ただし、指定地域密着型通所介護の単位をさらにグループ分けして効

果的な指定地域密着型通所介護の提供が期待される場合はこの限りではない。

1 人員に関する基準

(1) 従業員の員数(基準第 20 条)

① 指定地域密着型通所介護の単位とは、同時に、一体的に提供される指定地域密着型通所介

護というものであることから、例えば、次のような場合は、2単位として扱われ、それぞれ

の単位ごとに必要な従業員を確保する必要がある。

イ (略)

ロ 午前と午後とで別の利用者に対して指定地域密着型通所介護を提供する場合

また、利用者ごとに策定した地域密着型通所介護計画に位置づけられた内容の地域密着型

通所介護が一体的に提供されていると認められる場合は、同一単位で提供時間数の異なる利

用者に対して地域密着型通所介護を行うことも可能である。なお、同時一体的に行われてい

るとは認められない場合は、別単位となることに留意すること。

② 7時間以上9時間未満の地域密着型通所介護の前後に連続して延長サービスを行う場合に

あっては、事業所の実情に応じて、適当数の従業者を配置するものとする。

③~⑧ (略)

(2) (略)

(3) 機能訓練指導員(基準第 20 条第6項)

機能訓練指導員は、日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う能力

を有する者とされたが、この「訓練を行う能力を有する者」とは、理学療法士、作業療法士、

言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する者とする。た

だし、利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練については、当該事

業所の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えない。

(4) (略)

2 設備に関する基準(基準第 22 条)

(1) (略)

(2) 食堂及び機能訓練室

① 指定地域密着型通所介護事業所の食堂及び機能訓練室(以下「指定地域密着型通所介護の

機能訓練室等」という。)については、3平方メートルに利用定員を乗じて得た面積以上と

することとされたが、指定地域密着型通所介護が原則として同時に複数の利用者に対し介護

を提供するものであることに鑑み、狭隘な部屋を多数設置することにより面積を確保すべき

ではないものである。ただし、指定地域密着型通所介護の単位をさらにグループ分けして効

果的な指定地域密着型通所介護の提供が期待される場合はこの限りではない。

(6)

(3) (略)

(4) 設備に係る共用

指定地域密着型通所介護事業所と指定居宅サービス事業所等を併設している場合に、利用者

へのサービス提供に支障がない場合は、設備基準上両方のサービスに規定があるもの(指定訪

問介護事業所の場合は事務室)は共用が可能である。ただし、指定地域密着型通所介護事業所

の機能訓練室等と、指定地域密着型通所介護事業所と併設の関係にある病院、診療所、介護老

人保健施設又は介護医療院における指定通所リハビリテーション等を行うためのスペースにつ

いて共用する場合にあっては、以下の条件に適合することをもって、これらが同一の部屋等で

あっても差し支えないものとする。

イ 当該部屋等において、指定地域密着型通所介護事業所の機能訓練室等と指定通所リハビ

リテーション等を行うためのスペースが明確に区分されていること。

ロ 指定地域密着型通所介護事業所の機能訓練室等として使用される区分が、指定地域密着

型通所介護事業所の設備基準を満たし、かつ、指定通所リハビリテーション等を行うため

のスペースとして使用される区分が、指定通所リハビリテーション事業所等の設備基準を

満たすこと。

また、玄関、廊下、階段、送迎車両など、基準上は規定がないが、設置されるものについて

も、利用者へのサービス提供に支障がない場合は、共用が可能である。

なお、設備を共用する場合、基準第 33 条第2項において、指定地域密着型通所介護事業者は、

事業所において感染症が発生し、又はまん延しないように必要な措置を講じるよう努めなけれ

ばならないと定めているところであるが、衛生管理等に一層努めること。

(5) (略)

3 運営に関する基準

(1) 利用料等の受領

① (略)

② 同条第3項は、指定地域密着型通所介護事業者は、指定地域密着型通所介護の提供に関し

て、

イ~ニ (略)

にある医療機関や介護老人保健施設における指定通所リハビリテーションを行うためのスペ

ースについては、以下の条件に適合するときは、これらが同一の部屋等であっても差し支え

ないものとする。

イ 当該部屋等において、指定地域密着型通所介護の機能訓練室等と指定通所リハビリテー

ションを行うためのスペースが明確に区分されていること。

ロ 指定地域密着型通所介護の機能訓練室等として使用される区分が、指定地域密着型通所

介護の設備基準を満たし、かつ、指定通所リハビリテーションを行うためのスペースとし

て使用される区分が、指定通所リハビリテーションの設備基準を満たすこと。

(3) (略)

(新設)

(4) (略)

3 運営に関する基準

(1) 利用料等の受領

① (略)

② 同条第3項は、指定地域密着型通所介護事業者は、指定地域密着型通所介護の提供に関し

て、

(7)

ホ 前各号に掲げるもののほか、指定地域密着型通所介護の提供において提供される便宜の

うち、日常生活においても通常必要となるものに係る費用であって、その利用者に負担さ

せることが適当と認められるものについては、前2項の利用料のほかに利用者から支払を

受けることができることとし、保険給付の対象となっているサービスと明確に区分されな

いあいまいな名目による費用の支払を受けることは認めないこととしたものである。なお、

ハの費用については、居住、滞在及び宿泊並びに食事の提供に係る利用料等に関する指針

(平成 17 年厚生労働省告示第 419 号。以下「指針」という。)の定めるところによるもの

とし、ホの費用の具体的な範囲については、別に通知するところによるものとする。

(2)~(4) (略)

(5) 運営規程

基準第 29 条は、指定地域密着型通所介護の事業の適正な運営及び利用者に対する適切な指定

地域密着型通所介護の提供を確保するため、同条第1号から第 10 号までに掲げる事項を内容と

する規程を定めることを指定地域密着型通所介護事業所ごとに義務づけたものであるが、特に

次の点に留意するものとする。

① 営業日及び営業時間(第3号)

指定地域密着型通所介護の営業日及び営業時間を記載すること。

なお、8時間以上9時間未満の指定地域密着型通所介護の前後に連続して延長サービスを

行う指定地域密着型通所介護事業所にあっては、サービス提供時間とは別に当該延長サービ

スを行う時間を運営規程に明記すること。例えば、提供時間帯(9時間)の前に連続して1

時間、後に連続して2時間、合計3時間の延長サービスを行う指定地域密着型通所介護事業

所にあっては、当該指定地域密着型通所介護事業所の営業時間は 12 時間であるが、運営規程

には、提供時間帯9時間、延長サービスを行う時間3時間とそれぞれ記載するものとするこ

と。

②~⑤ (略)

(6)~(8) (略)

(9) 地域との連携等

① 基準第 34 条第1項に定める運営推進会議は、指定地域密着型通所介護事業所が、利用者、

市町村職員、地域住民の代表者等に対し、提供しているサービス内容等を明らかにすること

により、事業所による利用者の「抱え込み」を防止し、地域に開かれたサービスとすること

で、サービスの質の確保を図ることを目的として設置するものであり、各事業所が自ら設置

すべきものである。この運営推進会議は、事業所の指定申請時には、既に設置されているか、

確実な設置が見込まれることが必要となるものである。また、地域の住民の代表者とは、町

内会役員、民生委員、老人クラブの代表等が考えられる。

なお、指定地域密着型通所介護事業所と他の地域密着型サービス事業所を併設している場

合においては、1つの運営推進会議において、両事業所の評価等を行うことで差し支えない。

ホ 前各号に掲げるもののほか、地域密着型通所介護の提供において提供される便宜のうち、

日常生活においても通常必要となるものに係る費用であって、その利用者に負担させるこ

とが適当と認められるものについては、前2項の利用料のほかに利用者から支払を受ける

ことができることとし、保険給付の対象となっているサービスと明確に区分されないあい

まいな名目による費用の支払を受けることは認めないこととしたものである。なお、ハの

費用については、居住、滞在及び宿泊並びに食事の提供に係る利用料等に関する指針(平

成 17 年厚生労働省告示第 419 号。以下「指針」という。)の定めるところによるものとし、

ホの費用の具体的な範囲については、別に通知するところによるものとする。

(2)~(4) (略)

(5) 運営規程

基準第 29 条は、指定地域密着型通所介護の事業の適正な運営及び利用者に対する適切な指定

地域密着型通所介護の提供を確保するため、同条第1号から第 10 号までに掲げる事項を内容と

する規程を定めることを指定地域密着型通所介護事業所ごとに義務づけたものであるが、特に

次の点に留意するものとする。

① 営業日及び営業時間(第3号)

指定地域密着型通所介護の営業日及び営業時間を記載すること。

なお、7時間以上9時間未満の地域密着型通所介護の前後に連続して延長サービスを行う

指定地域密着型通所介護事業所にあっては、サービス提供時間とは別に当該延長サービスを

行う時間を運営規程に明記すること。例えば、提供時間帯(9時間)の前に連続して1時間、

後に連続して2時間、合計3時間の延長サービスを行う指定地域密着型通所介護事業所にあ

っては、当該指定地域密着型通所介護事業所の営業時間は 12 時間であるが、運営規程には、

提供時間帯9時間、延長サービスを行う時間3時間とそれぞれ記載するものとすること。

②~⑤ (略)

(6)~(8) (略)

(9) 地域との連携等

① 基準第 34 条第1項に定める運営推進会議は、指定地域密着型通所介護事業所が、利用者、

市町村職員、地域住民の代表者等に対し、提供しているサービス内容等を明らかにすること

により、事業所による利用者の「抱え込み」を防止し、地域に開かれたサービスとすること

で、サービスの質の確保を図ることを目的として設置するものであり、各事業所が自ら設置

すべきものである。この運営推進会議は、事業所の指定申請時には、既に設置されているか、

確実な設置が見込まれることが必要となるものである。また、地域の住民の代表者とは、町

内会役員、民生委員、老人クラブの代表等が考えられる。

なお、指定地域密着型通所介護事業所と他の地域密着型サービス事業所を併設している場

(8)

また、運営推進会議の効率化や、事業所間のネットワーク形成の促進等の観点から、次に

掲げる条件を満たす場合においては、複数の事業所の運営推進会議を合同で開催して差し支

えない。

イ 利用者及び利用者家族については匿名とするなど、個人情報・プライバシーを保護す

ること。

ロ 同一の日常生活圏域内に所在する事業所であること。ただし、事業所間のネットワー

ク形成の促進が図られる範囲で、地域の実情に合わせて、市町村区域の単位等内に所在

する事業所であっても差し支えないこと。

②~⑤ (略)

(10)・(11) (略)

4 共生型地域密着型通所介護に関する基準

共生型地域密着型通所介護は、指定障害福祉サービス等基準第 78 条第1項に規定する指定生活

介護事業者、指定障害福祉サービス等基準第 156 条第1項に規定する指定自立訓練(機能訓練)

事業者、指定障害福祉サービス等基準第 166 条第1項に規定する指定自立訓練(生活訓練)事業

者、児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成 24 年厚

生労働省令第 15 号。以下「指定通所支援基準」という。)第5条第1項に規定する指定児童発達

支援事業者又は指定通所支援基準第 66 条第1項に規定する指定放課後等デイサービス事業者が、

要介護者に対して提供する指定地域密着型通所介護をいうものであり、共生型地域密着型通所介

護事業所が満たすべき基準は、次のとおりであること。

(1) 従業者の員数及び管理者(基準第 37 条の2第1号、第 37 条の3)

① 従業者

指定生活介護事業所、指定自立訓練(機能訓練)事業所、指定自立訓練(生活訓練)事業

所、指定児童発達支援事業所又は指定放課後等デイサービス事業所(以下この4において「指

定生活介護事業所等」という。)の従業者の員数が、共生型地域密着型通所介護を受ける利

用者(要介護者)の数を含めて当該指定生活介護事業所等の利用者の数とした場合に、当該

指定生活介護事業所等として必要とされる数以上であること。

この場合において、指定生活介護事業所の従業者については、前年度の利用者の平均障害

支援区分に基づき、必要数を配置することになっているが、その算出に当たっては、共生型

地域密着型通所介護を受ける利用者(要介護者)は障害支援区分5とみなして計算すること。

② 管理者

指定地域密着型通所介護の場合と同趣旨であるため、第3の二の二の1の(4)を参照され

たい。なお、共生型地域密着型通所介護事業所の管理者と指定生活介護事業所等の管理者を

兼務することは差し支えないこと。

(2) 設備に関する基準

指定生活介護事業所等として満たすべき設備基準を満たしていれば足りるものであること。

②~⑤ (略)

(10)・(11) (略)

(9)

ただし、指定児童発達支援事業所又は指定放課後等デイサービス事業所の場合は、必要な設備

等について要介護者が使用するものに適したものとするよう配慮すること。

なお、当該設備については、共生型サービスは要介護者、障害者及び障害児に同じ場所で同

時に提供することを想定していることから、要介護者、障害者又は障害児がそれぞれ利用する

設備を区切る壁、家具、カーテンやパーティション等の仕切りは、不要であること。

(3) 指定地域密着型通所介護事業所その他の関係施設から、指定生活介護事業所等が要介護者

の支援を行う上で、必要な技術的支援を受けていること。(基準第 37 条の2第2号)

(4) 運営等に関する基準(基準第 37 条の3)

基準第 37 条の3の規定により、基準第3条の7から第3条の 11 まで、第3条の 13 から第3

条の 16 まで、第3条の 18、第3条の 20、第3条の 26、第3条の 32 から第3条の 36 まで、第

3条の 39、第 12 条及び第 19 条、第 22 条第4項並びに第2章の2第4節(第 37 条を除く。)

の規定は、共生型地域密着型通所介護の事業について準用されるものであるため、第3の一の

4の(1)から(9)まで、(11)、(13)、(17)、(23)から(25)まで及び(28)、第3の二の4の(3)

並びに第3の二の二の2の(5)及び3の(1)から(10)までを参照されたいこと。

この場合において、準用される基準第 29 条第4号及び第 31 条の規定について、共生型地域

密着型通所介護の利用定員は、共生型地域密着型通所介護の指定を受ける指定生活介護事業所

等において同時にサービス提供を受けることができる利用者数の上限をいうものであること。

つまり、介護給付の対象となる利用者(要介護者)の数と障害給付の対象となる利用者(障害

者及び障害児)の数との合計数により、利用定員を定めること。例えば、利用定員が 10 人とい

う場合、要介護者と障害者及び障害児とを合わせて 10 人という意味であり、利用日によって、

要介護者が5人、障害者及び障害児が5人であっても、要介護者が2人、障害者及び障害児が

8人であっても、差し支えないこと。

(5) その他の共生型サービスについて

高齢者と障害者・障害児に一体的にサービス提供するものであって、

・ デイサービス、ホームヘルプサービス、ショートステイについて、障害福祉制度と介護保

険制度の両方の基準を満たして両方の指定を受けているもの

・ 法令上、「共生型サービス」の対象とされているデイサービス、ホームヘルプサービス、

ショートステイ以外のサービス(例えば、障害福祉制度の共同生活援助と介護保険の認知症

対応型共同生活介護)について、障害福祉制度と介護保険制度の両方の指定を受けているも

・ 障害福祉制度の基準を満たして指定を受け、かつ、介護保険制度の基準該当サービスを活

用しているもの

についても「共生型サービス」であり、地域共生社会の実現に向け、これらの推進も図られる

ことが望ましいこと。

(10)

児のニーズを踏まえて、各事業所は指定を受けるどうか判断することとなる。

(6) その他の留意事項

多様な利用者に対して、一体的にサービスを提供する取組は、多様な利用者が共に活動する

ことで、リハビリや自立・自己実現に良い効果を生むといった面があることを踏まえ、共生型

サービスは、要介護者、障害者及び障害児に同じ場所で同時に提供することを想定している。

このため、同じ場所において、サービスを時間によって要介護者、障害者及び障害児に分け

て提供する場合(例えば、午前中に要介護者に対して地域密着型通所介護、午後の放課後の時

間に障害児に対して放課後等デイサービスを提供する場合)は、共生型サービスとしては認め

られないものである。

5 指定療養通所介護の事業

(1)~(2)(略)

(3) 設備に関する基準

① 利用定員等利用定員は、あらかじめ定めた利用者の数の上限をいうものであり、事業所の

実情に応じて 18 人までの範囲で定めることとするものである。

② 設備及び備品等

イ・ロ (略)

ハ 指定療養通所介護を行う設備は専用でなければならないが、当該サービスの提供に支障

がない場合は、この限りではない。例えば、利用者以外の者(重症心身障害児等)をサー

ビス提供に支障のない範囲で受け入れることが可能である。ただしこの場合、利用者以外

の者も利用者とみなして人員及び設備の基準を満たさなければならない。具体的には、利

用定員を9人として定めている場合には、利用者7人、利用者以外の者2人であれば、療

養通所介護従業者の員数は、提供時間帯を通じて6人を確保するために必要な数とすると

ともに、利用者の数はすでに9人とみなされていることから、これを上限としなければな

らない。

二 療養通所介護事業所の設備を利用し夜間及び深夜に指定療養通所介護以外のサービスを

提供する場合の取扱いについては、地域密着型通所介護と同様であるので、第3の二の二

の2の(5)を参照されたい。

三 認知症対応型通所介護

1 (略)

2 人員及び設備に関する基準

(1) 単独型指定認知症対応型通所介護及び併設型指定認知症対応型通所介護

① 単独型指定認知症対応型通所介護とは、以下の社会福祉施設等に併設されていない事業所

において行われる指定認知症対応型通所介護をいう。(基準第 42 条)

特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院、

その他社会福祉法(昭和 26 年法律第 45 号)第 62 条第1項に規定する社会福祉施設、又は特

4 指定療養通所介護の事業

(1)~(2)(略)

(3) 設備に関する基準

① 利用定員等利用定員は、あらかじめ定めた利用者の数の上限をいうものであり、事業所の

実情に応じて9人までの範囲で定めることとするものである。

② 設備及び備品等

イ・ロ (略)

ハ 指定療養通所介護を行う設備は専用でなければならないが、当該サービスの提供に支障

がない場合は、この限りではない。例えば、利用者以外の者(重症心身障害児等)をサー

ビス提供に支障のない範囲で受け入れることが可能である。ただしこの場合、利用者以外

の者も利用者とみなして人員及び設備の基準を満たさなければならない。具体的には、利

用者7人、利用者以外の者2人であれば、療養通所介護従業者の員数は、提供時間帯を通

じて6人を確保するために必要な数とするとともに、利用者の数はすでに9人とみなされ

ていることから、これを上限としなければならない。

二 療養通所介護事業所の設備を利用し夜間及び深夜に指定療養通所介護以外のサービスを

提供する場合の取扱いについては、地域密着型通所介護と同様であるので、第3の二の二

の2の(4)を参照されたい。

三 認知症対応型通所介護

1 (略)

2 人員及び設備に関する基準

(1) 単独型指定認知症対応型通所介護及び併設型指定認知症対応型通所介護

① 単独型指定認知症対応型通所介護とは、以下の社会福祉施設等に併設されていない事業所

において行われる指定認知症対応型通所介護をいう。(基準第 42 条)

特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、病院、診療所、介護老人保健施設、その他社会福

(11)

定施設

② (略)

③ 従業者の員数(基準第 42 条)

イ (略)

ロ 8時間以上9時間未満の単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の前後に連続して延

長サービスを行う場合にあっては、事業所の実情に応じて、適当数の従業者を配置するも

のとする。

ハ・ニ (略)

ホ 生活相談員(基準第 42 条第1項第1号)

生活相談員については、特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準(平成 11 年厚

生省令第 46 号)第5条第2項に定める生活相談員に準ずるものである。

基準第 42 条第1項第1号に定める「当該単独型・併設型指定認知症対応型通所介護を提

供している時間帯の時間数」(以下「提供時間帯の時間数」という。)とは、当該事業所

におけるサービス提供開始時刻から終了時刻まで(サービスが提供されていない時間帯を

除く)とする。

例えば、1単位の単独型・併設型指定認知症対応型通所介護を実施している事業所の提

供時間帯の時間数を6時間とした場合、生活相談員がサービス提供時間内に勤務している

時間数の合計数(以下「勤務延時間数」という。)を、提供時間帯の時間数である6時間

で除して得た数が1以上となるよう確保すればよいことから、生活相談員の員数にかかわ

らず6時間の勤務延時間数分の配置が必要となる。また、午前9時から正午、午後1時か

ら午後6時の2単位の単独型・併設型指定認知症対応型通所介護を実施している事業所の

場合、当該事業所におけるサービス提供時間は午前9時から午後6時(正午から午後1時

までを除く。)となり、提供時間帯の時間数は8時間となることから、生活相談員の員数

にかかわらず8時間の勤務延時間数分の配置が必要となる。

なお、指定認知症対応型通所介護事業所が、利用者の地域での暮らしを支えるため、医

療機関、他の居宅サービス事業者、地域の住民活動等と連携し、指定認知症対応型通所介

護事業所を利用しない日でも当該利用者の地域生活を支える地域連携の拠点としての機能

を展開できるように、生活相談員の確保すべき勤務延時間数には、「サービス担当者会議

や地域ケア会議に出席するための時間」、「利用者宅を訪問し、在宅生活の状況を確認し

た上で、利用者の家族も含めた相談・援助のための時間」、「地域の町内会、自治会、ボ

ランティア団体等と連携し、利用者に必要な生活支援を担ってもらうなどの社会資源の発

掘・活用のための時間」など、利用者の地域生活を支える取組のために必要な時間も含め

ることができる。

ただし、生活相談員は、利用者の生活の向上を図るため適切な相談・援助等を行う必要

があり、これらに支障がない範囲で認められるものである。

② (略)

③ 従業者の員数(基準第 42 条)

イ (略)

ロ 7時間以上9時間未満の単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の前後に連続して延

長サービスを行う場合にあっては、事業所の実情に応じて、適当数の従業者を配置するも

のとする。

ハ・二 (略)

ホ 生活相談員(基準第 42 条第1項第1号)

生活相談員については、特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準(平成 11 年厚

生省令第 46 号)第5条第2項に定める生活相談員に準ずるものである。

基準第 42 条第1項第1号に定める「当該単独型・併設型指定認知症対応型通所介護を提

供している時間帯の時間数」(以下「提供時間帯の時間数」という。)とは、当該事業所

におけるサービス提供開始時刻から終了時刻まで(サービスが提供されていない時間帯を

除く)とする。

例えば、1単位の単独型・併設型指定認知症対応型通所介護を実施している事業所の提

供時間帯の時間数を6時間とした場合、生活相談員がサービス提供時間内に勤務している

時間数の合計数(以下「勤務延時間数」という。)を、提供時間帯の時間数である6時間

で除して得た数が1以上となるよう確保すればよいことから、生活相談員の員数にかかわ

らず6時間の勤務延時間数分の配置が必要となる。また、午前9時から正午、午後1時か

ら午後6時の2単位の単独型・併設型指定認知症対応型通所介護を実施している事業所の

場合、当該事業所におけるサービス提供時間は午前9時から午後6時(正午から午後1時

までを除く。)となり、提供時間帯の時間数は8時間となることから、生活相談員の員数

(12)

ヘ (略)

ト 機能訓練指導員(基準第 42 条第1項第3号)

機能訓練指導員は、日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う

能力を有する者とされたが、この「訓練を行う能力を有する者」とは、理学療法士、作業

療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師又はきゅ

う師の資格を有する者(はり師及びきゅう師については、理学療法士、作業療法士、言語

聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する機能訓練指導

員を配置した事業所で6月以上機能訓練指導に従事した経験を有する者に限る。)とする。

ただし、利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練については、

当該事業所の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えない。

④ (略)

⑤ 単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所における設備に関する基準(第 44 条)

イ・ロ (略)

ハ 食堂及び機能訓練室

単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の食堂及び機能訓練室(以下「単独型・

併設型指定認知症対応型通所介護の機能訓練室等」という。)については、3平方メート

ルに利用定員を乗じて得た面積以上とすることとされたが、単独型・併設型指定認知症対

応型通所介護が原則として同時に複数の利用者に対し介護を提供するものであることに鑑

み、狭隘な部屋を多数設置することにより面積を確保すべきではないものである。ただし、

単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の単位をさらにグループ分けして効果的な単独

型・併設型指定認知症対応型通所介護の提供が期待される場合はこの限りではない。

(削る)

二 設備の共用

単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所と指定居宅サービス事業所等を併設して

いる場合に、利用者へのサービス提供に支障がない場合は、設備基準上両方のサービス

ヘ (略)

ト 機能訓練指導員(基準第 42 条第1項第3号)

機能訓練指導員は、日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う

能力を有する者とされたが、この「訓練を行う能力を有する者」とは、理学療法士、作業

療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する

者とする。ただし、利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練に

ついては、当該事業所の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えない。

④ (略)

⑤ 単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所における設備に関する基準(第 44 条)

イ・ロ (略)

ハ 食堂及び機能訓練室

(イ) 単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の食堂及び機能訓練室(以下「単

独型・併設型指定認知症対応型通所介護の機能訓練室等」という。)については、3平

方メートルに利用定員を乗じて得た面積以上とすることとされたが、単独型・併設型指

定認知症対応型通所介護が原則として同時に複数の利用者に対し介護を提供するもので

あることに鑑み、狭隘な部屋を多数設置することにより面積を確保すべきではないもの

である。ただし、単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の単位をさらにグループ分

けして効果的な単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の提供が期待される場合はこ

の限りではない。

(ロ) 単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の機能訓練室等と、単独型・併設型指定

認知症対応型通所介護事業所と併設の関係にある医療機関や介護老人保健施設における

指定通所リハビリテーションを行うためのスペースについては、以下の条件に適合する

ときは、これらが同一の部屋等であっても差し支えないものとする。

・ 当該部屋等において、単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の機能訓練室等と指

定通所リハビリテーションを行うためのスペースが明確に区分されていること。

・ 単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の機能訓練室等として使用される区分が、

単独型・併設型指定認知症対応型通所介護の設備基準を満たし、かつ、指定通所リハビ

リテーションを行うためのスペースとして使用される区分が、指定通所リハビリテーシ

ョンの設備基準を満たすこと。

(13)

に規定があるもの(指定訪問介護事業所の場合は事務室)は共用が可能である。ただし、

単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の機能訓練室等と、単独型・併設型指

定認知症対応型通所介護事業所と併設の関係にある病院、診療所、介護老人保健施設又

は介護医療院における指定通所リハビリテーション等を行うためのスペースについて

共用する場合にあっては、以下の条件に適合することをもって、これらが同一の部屋等

であっても差し支えないものとする。

イ 当該部屋等において、単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の機能訓練室

等と指定通所リハビリテーション等を行うためのスペースが明確に区分されているこ

と。

ロ 単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の機能訓練室等として使用される区

分が、単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の設備基準を満たし、かつ、指

定通所リハビリテーション等を行うためのスペースとして使用される区分が、指定通所

リハビリテーション事業所等の設備基準を満たすこと。

また、玄関、廊下、階段、送迎車両など、基準上は規定がないが、設置されるものにつ

いても、利用者へのサービス提供に支障がない場合は、共用が可能である。

なお、設備を共用する場合、基準第 61 条により準用する基準第 33 条第2項において、

指定認知症対応型通所介護事業者は、事業所において感染症が発生し、又はまん延しない

ように必要な措置を講じるよう努めなければならないと定めているところであるが、衛生

管理等に一層努めること。

ホ (略)

(2) 共用型指定認知症対応型通所介護

① (略)

② 従業者の員数(基準第 45 条)

共用型指定認知症対応型通所介護従業者の員数は、当該利用者、当該入居者又は当該入所

者の数と当該共用型指定認知症対応型通所介護の利用者の数を合計した数について、基準第

90 条、第 110 条若しくは第 131 条又は予防基準第 70 条の規定を満たすために必要な従業者を

確保する必要があること。

この場合の利用者数の計算に当たっては、3時間以上4時間未満及び4時間以上5時間未

満の報酬を算定している利用者(2時間以上3時間未満の報酬を算定している利用者を含

む。)については、利用者数に2分の1を乗じて得た数とし、5時間以上6時間未満及び6

時間以上7時間未満の報酬を算定している利用者については利用者数に4分の3を乗じて得

た数とし、7時間以上8時間未満及び8時間以上9時間未満の報酬を算定している利用者に

ついては、利用者数に1を乗じて得た数として計算した全利用者の延べ数をもとに算出する

こととし、この計算により得た数をもとに算定することとする。新たに事業を開始等した場

合にあっては、利用者数の計算については、第2の2の(5)の②のとおりとする。

ニ (略)

(2) 共用型指定認知症対応型通所介護

① (略)

② 従業者の員数(基準第 45 条)

共用型指定認知症対応型通所介護従業者の員数は、当該利用者、当該入居者又は当該入所

者の数と当該共用型指定認知症対応型通所介護の利用者の数を合計した数について、基準第

90 条、第 110 条若しくは第 131 条又は予防基準第 70 条の規定を満たすために必要な従業者を

確保する必要があること。

この場合の利用者数の計算に当たっては、3時間以上5時間未満の報酬を算定している利

用者(2時間以上3時間未満の報酬を算定している利用者を含む。)については、利用者数

に2分の1を乗じて得た数とし、5時間以上7時間未満の報酬を算定している利用者につい

ては利用者数に4分の3を乗じて得た数とし、7時間以上9時間未満の報酬を算定している

利用者については、利用者数に1を乗じて得た数として計算した全利用者の延べ数をもとに

算出することとし、この計算により得た数をもとに算定することとする。新たに事業を開始

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